付録が魅力の学研

自分が小学生のころ、学研の”科学”と”学習”という2種類の学習教材を定期的に購入していました。
どちらもとても興味深いものでした。
自分は勉強が得意な方ではなかったので”学習”よりも”科学”の方に興味があり通読を楽しんでいました。
しかし何といっても学研の魅力は付録でしょう。
クオリティーはとても高く、子供の心を引くものばかりでした。
自分の記憶に今でも残っているもがあります。
一つは手動の発電式懐中電灯です。
今では珍しくないかもしれませんが当時の自分にとっては驚きでした。
ただ小さなハンドルを回すだけで電気がつくのです。
この懐中電灯、ただ箱に無造作に入っているのではなく、いくつかの部品に分かれて入っています。
これを子供たちが組み立てて懐中電灯が出来上がるわけです。
このとき初めてモーターを逆に回すと発電するという仕組みを知りました。
またその解説が”科学”の本に載せられており、その仕組みをよりいっそう理解することができました。
付録で子供の心をつかみ、科学についての知識を教えるこの方法はなかなか考えられています。
もう一つ自分の記憶に残っている付録はレコードプレーヤーです。
この付録から科学に関するどんな教訓が与えられたのかは忘れてしまいましたがこれを組み立てる途中に本当に音が出るのかとワクワクしたのを覚えています。
組み立て終わって付属の薄っぺらいセロハンのようなレコードをこのプレーヤーにかけ、音が出たときの驚きは今でも覚えています。
先ほど述べたように、自分は勉強が苦手でしたので”学習”のほうはあまり好んで読んではいませんでした。
あるとき母親にもう”学習”は買わなくてもいいと直訴し、購入をやめました。
”科学”そして”学習”の最後のページには次の月に発行されるものの予告が載せられていました。
そして”学習”をやめた次の月の”学習”の付録が地図を作成するためのキットで、それが無性に欲しくなったのを覚えています。
しかし自分から購入しなくてよいと母親に言ってしまった手前、それが欲しいということを伝えることができず、泣く泣く諦めたこともありました。
確かに勉強は難しいと感じることもあれば楽しいと感じることもあります。
またたとえ難しくても、教え方次第でそらが理解できたり楽しくなったりすることさえあります。
学研の付録はその点で貴重な役割を果たしていると思います。
勉強を楽しくし、子供たちにある特定の分野に対して興味を持たせるために必要なものを提供してくれているのです。

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